デザイン課のBlog

「フランク・ロイド・ライト」のステンドガラス

「フランク・ロイド・ライト」のステンドガラス

建築家「ライト」のステンドガラス

デザイン課の「あーちゃん」です。
ライトのVOL.2は彼が手がけたステンドガラスのお話です。

《 印象的なデザイン 》

アメリカの建築家フランク・ロイド・ライト。
アメリカで多くの建築作品があり、日本にもいくつか作品を残しており 「近代建築の三大巨匠」の一人と呼ばれています。

ライトの事は、ガラス工芸デザインに就いていた時に、チーフデザイナーから洋書の作品集を見せてもらい知りました。
工房でデザインされていたステンドガラスとはまた違い、独特の特徴がありバランスが絶妙でシンプル過ぎて私には、ある意味、衝撃でもありました。

古さを感じさぜず印象に残るデザインがステンドグラスの一デザインテイストとして、現代でも取り上げられるのは、そこに人の心を惹きつけてしまう「何か」があるのでしょう。

「フランク・ロイド・ライト」のステンドガラス
「フランク・ロイド・ライト」のステンドガラス

《 ライトのステンドガラスの特徴 》

「フランク・ロイド・ライト」のステンドガラス

大きな特徴は、ほぼ直線のみ。
曲線が使われたデザインは数点だけ。
それも正円などの幾何学図形のみで自由曲線は一切使われていません。
左右対称のデザインがほとんどですが、たまにごく一部だけが非対称であったり、また完全に非対称のものもあります。 対称・非対称の絶妙なバランス、線の太さでメリハリをつける。
パターンの繰り返し…等、ライトの拘りと個性が出ています。

「フランク・ロイド・ライト」のステンドガラス

《 ライトのガラスへのこだわり 》

「フランク・ロイド・ライト」のステンドガラス

使用するガラスひとつ取っても、全くクリアのガラスを使う等、一貫した拘りがあります。
窓ガラスとして使われることが多かったこともあり、おそらく外の景色が見えるようにと考慮したのかもしれません。
これにより、非常にすっきり爽やかに仕上がっています。

只、作品的には、作り手の職人のレベルに左右されてしまい、それが作品に出ており、作りが雑なものと精巧なものが存在しています。

私がステンドガラスのデザインをしていた時は、設置場所が一般住宅内と言う事で強度を考慮していたこともあり、デザイン的には意図としない補強棒を入れてデザインをしなければなりませんでした。
ライトの作品は、その補強棒が使われていない点など、ライトがデザインを最優先で美しさを追及していた事が解ります。

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