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猫の殺処分ゼロは非現実的? まだまだ生まれる町中の猫たち

猫と生きるについて



猫と生きるについて


20年ぶりほどになるでしょうか。

大阪のある街でのら猫の世話を続けている一人の女性のご自宅に、仕事がてら立ち寄ったのは先週のことでした。

消えかけた記憶をつなぎ合わせながらたどり着いた、当時そのままの家の玄関を前に呼び鈴を鳴らすと、そっと空いたドアの隙間から少しおびえたような少し懐かしい目をした初老の女性がいぶかし気な表情で顔をのぞかせました。

「お久しぶりです。」といいながら近寄り、私の当時と現在の身分を明かしたところ、不安な表情を浮かべながらもなんとか最後は私のことを思い出してくれました。


《 猫と生きる 》

その女性は、猫とともに暮らし、猫とともに生きる、まさに猫に人生を捧げた人なのでした。

昨日、犬の殺処分ゼロという話を書かせてもらいましたが、犬は野良犬を見かけることはなくなりましたが、猫はご存知のように野良猫だらけと言っても過言ではないと思います。

もし、猫の殺処分ゼロというニュースが流れたとしても、それは保健所に保護された猫たちを指すのであって、地域に蔓延している野良猫たちの数は1匹も入っていません。

彼女たちはそのような猫を増やさないために、必死で野良猫を捕まえ、そして避妊や去勢処置をするために動物病院へ連れていき、残りの命を全うさせてあげるために、毎日エサを与え保護できる限りの数の猫たちは家へ招き入れ、毎日猫漬けで猫とともに生きているのでした。


《 『きりがない!』 》

『数が多すぎる! ほんとうに、きりがないのよ。』

私がこの女性にあって以来、20年たちますが、彼女はそれ以前からも毎日野良猫の世話をしてきました。

毎日です!

いくら避妊や去勢手術をしても、またどこかで子猫が増え町をうろつきはじめるのです。

彼女は言います。

『それでも猫はかわいい。』

『猫は人のように欲深くない。食べ物さえもらえればそれでいい。とても素直。』

『猫が苦しんでいても、誰も助けてくれない。だから助けてあげる。』

『私は生き物を間引くのは嫌なんです・・・』


みなさん。

猫の殺処分もゼロになってほしいということは当然願っていますが、犬と違うところは、猫の場合、ほかにもやることが沢山ある気がしませんか?

人と動物たちがほんとうの意味で共存できる良い社会を。

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