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「猫も、杓子も」 養老孟司先生の番組を見て思うこと

養老孟司先生の番組について



養老孟司先生の番組について


6月11日 NHK再放送の「ネコメンタリー 猫も、杓子も」を見ました。

東京大学医学部名誉教授でもあり、解剖学者でもあり、そして有名な作家でもある養老孟司先生が、13歳になる飼い猫の「まる」(スコティッシュフォールド)との日常。
そして養老先生が、人や猫、生き方などについて語る有意義な内容の番組でした。

実は養老先生と言えば、かつて「ひとと動物のかかわり研究会」というNPO法人で理事を務められており、人と動物の関係についての講演や書籍出版などの活動をされていらっしゃいました。
そのイメージが強い私は、チャンネルを変えテレビに番組が映し出されたとたん、「ああ、ペットや人に関わることだ」と感じ、一気に番組に集中してしまいました。

その中で、個人的に気になった(気に入った?)点に触れてみようと思います。
(番組内で養老先生が発した言葉通りではありませんが・・・)


《 犬や猫は感覚で生きている 》

例えば、犬は人の1万倍もの嗅覚を持っています。
なぜ、それほどの嗅覚が必要なのか?
彼らは、すべての人間のニオイの違いがわかっているのかもしれません。
(それは生きるために必要な感覚)

一方、人は様々なことやものを同じにしたがる。
製品も同じものを大量に作る。
けれど、同じものが並んでいるとしても、実は置いてある場所が違うだけで一つ一つに違いはあるはず。
(人は生きるためにそのような感覚は必要ない?)

そのような話しを聞きながら画面はかわり、「まる」が部屋に用意してある食器の餌を食べるシーンや、雨の日に石畳にたまった雨水を飲むシーンなどが映し出されました。

「まる」が餌を食べている横にはたしか飲用の水も置かれていました。
しかし「まる」が水を飲むシーンは、雨に濡れながら地面にたまった雨水を飲んでいるところでした。
それも自然に、なおかつ美味しそうに・・・

猫は、水もすべて違うのかな?
まさにそんなシーンでした。
私たちの常識は、すべての生き物の常識ではないのだと感じます。


《 日々是新たなり 》

猫たちは、1日の大半を寝て過ごします。

でも猫たちはきっと、私たちとは違った「感覚」をたよりに充実した毎日を過ごしているようです。

きっと、刻々とうつり変わる微妙な変化も日々感じながら過ごしているのでしょう。

朝日が昇ったことも、日中の空気の暖かさの変化も気に留めず、毎日時間という制約の中で、眠たい目をこすりながら時間に追われ、クーラーの効いた季節感のない室内で働き続け、そんな生活をしている私たちと、「まる」の違いが鮮明に私の心に映し出されました。

こんな環境で人と暮らす犬や猫たちは、逆に迷惑なのかもしれませんね?


日々は無理でも、「毎週が是新たなり」から始めてみましょうか。
そうすれば、少し自分というものが取り戻せるかも・・・

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