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また耳をふさぎたくなるニュース ペットショップ内で亡くなる子犬や子猫たち

ペットショップ内で亡くなる子犬や子猫たちについて



ペットショップ内で亡くなる子犬や子猫たちについて


また、耳をふさぎたくなるようなネットニュースが飛び込んできました。
「子犬・子猫、流通にひそむ闇 死亡リストを獣医師が分析」(朝日新聞デジタルより)

全国に約130店を展開する大手ペット店チェーン(本社埼玉県)が仕入れた子犬・子猫のうち、22か月分の死亡した犬猫のリストが手に入ったそうです。



《 店頭販売が無くならない理由 》

その内容によると、最も子犬・子猫の仕入れが多かった月で死亡した数は230匹、その割合は6%だったそうです。
亡くなった子犬や子猫もかわいそうですが、この数字から割り出せるのは仕入れた数です、1月なんと3800匹以上の犬や猫を仕入れているということになります。

この店舗は全国に130店舗もあるそうなので、1月に30匹弱の犬猫を平均で仕入れているということになります。

地域にもよりますが、子犬や子猫の販売価格が10~20万円とすると、子犬や子猫の売り上げだけでも単純に300万~600万円ということになり、さらに130店舗もの店舗数ですから、単純に3億9千万~7億8千万円の売り上げということになってきます。
あまりに単純ではありますが巨額なお金が動くビジネスであるということがわかっていただけると思います。

普通にペットショップで行われている子犬や子猫の店頭販売は、欧米では禁止・もしくは反対されていますが、日本でなかなか無くなりません。
理由はわかりませんが、このような金額を見ればなるほどと思う人もいるのではないでしょうか。



《 無くならない伝染病 》

かわいそうにも生まれて間もなく死んでしまった子犬や子猫の状況を第3者の獣医師が分析した結果によると、犬ではパルボウィルスやケンネルコフ、猫では猫ウィルス性鼻気管支炎や伝染性腹膜炎などの伝染病にかかり死亡したケースが多いとのこと。

お店の獣医師が『店舗に入ってくる段階で既に状態が悪すぎる子が多いのが現実。』と話していることやウィルスの潜伏期間などを考えると、子犬や子猫を生ませているブリーダーの人たちのところや生体の競り市が行っている場所などで感染してしまし、病気を発症しているようなケースが多いのかもしれません。

悪いことに、全てのペットショップが子犬や子猫を管理するのに、余分なスペースを十分に設けているわけでもなく、店内からもわかるように多くの子犬や子猫が同じ空間に詰め込まれてしまうケースが多いために、病気の感染はさらに店内で広まる可能性があるのです。

実際そうなれば手の付けられない時もでてくるはずです。


日本では繁殖から小売りまでの流通過程で約2万5千匹もの犬猫が死んでいるそうです。
欧米を見習い、生き物の命を商品として扱うことが無くなる日はいつ訪れるのでしょうか・・・

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