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ペットのおうち / 番犬の時代

番犬の時代について

番犬の時代について

当時の外飼いの犬たちはこんな感じでした・・・
この写真を見て、匂いの記憶まで蘇る人がいらっしゃるのではないでしょうか・・・

ひと昔前、多くの家庭で番犬として犬を飼育することが目的だった時代は、三角屋根や平屋根の犬小屋に鎖でつなげられた犬たちがいつもこんな感じでだれか人が来るのをじっと待っていました。
たまに小屋から出てみても、鎖でつながれた行動半径はわずか1~2mほど。

鎖や小屋の底には、抜け落ちた犬の被毛の塊(かたまり)がからみつき、
洗うことの少ない犬小屋からは、なんとも言えない犬の匂いが漂っていた気がします。


《 この場所で始まりこの場所で終わる生活 》

外に連れ出してもらえるのは1日に1度か2度の散歩の時間のみ。
だからその間トイレも我慢している犬たちは、興奮とともに走り出し、一気に排尿と排便をするのです。

夏の暑さ、冬の寒さも、犬自身の換毛のコントロールで耐えるしかありませんでした。
夏は貧素に見えるほどの薄い毛と荒い呼吸で体温を逃がし、冬はコートのような分厚い毛で体温を保持していました。


《 楽しいはずの食事や飼い主との関係は? 》

水を飲むのもここ。エサを与えられるのもここ。
だから小屋の横にはいつも少し濁った水の入った食器が置かれ、たまに食器に残った残飯にはハエなどが群がっていることもありました。


たまに、骨や牛の皮でできた犬用ガムなどを与えてあげることは、犬にとっての一大イベント!
くわえて小屋の中に入り込むと、もう誰も近づけません。
手を小屋に突っ込んで頭を撫でてあげたいけれども、たいていは唸り声とともに歯をむかれてにらみつけられるため怖くて手を入れることなどできず、おやつを与える楽しさを感じることなどできませんでした。

それでも「お手」「お座り」だけはよく覚え、その時は平和でした。
エサやおやつを与える前に人間のだれもが決まって犬に求めるものがそれだったからです。


みなさんどうでしたか?
ざっくりと想像しながら、子供の時代の犬との関わりを書いてみました。

犬たちにはもっともっと人とのコミュニケーション能力もありますよね。
そして家族として、人により良い影響を与えてくれることも。

まだまだ、犬という動物は私たちの役に立つことを願っているのではないでしょうか?

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