2016/12/01

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ゲノム

ゲノム編集について

ゲノム編集について

今年の夏は過ぎましたが、その分野の専門家にとっては(おそらく)たいへんなニュースが飛び込んできたに違いありません。それは「実験動物中央研究所や慶応大などのチームが、ゲノム編集という技術を使って免疫不全のマーモセット(小型の霊長類)を世界で初めて作成した。」というニュースでした。

この手の専門的なニュースはそもそも、ゲノム編集って? そして免疫不全のマーモセットって?と感じる人が多いと思いますが、今はゲノム=遺伝情報が書き込まれた遺伝子のうち、特定の遺伝子を酵素を使って切断し、壊したり組み込んだりできるそうです。そのようにしてゲノムを編集できるということらしいですが・・・。

そうして生まれたマーモセットの免疫不全の症状というのは、人で言えば重症先天性免疫不全症という症状に似ているらしいためその症状の研究にも有効らしいです。さらには、あのIPS細胞から作った臓器を人の体に移植したときの安全性や有効性を免疫を持たないマーモセットならば、免疫抑制剤を使わずに確かめられるそうなんです。移植免疫がなく拒絶反応を示さないためでしょうが・・・。

研究者や医療関係者にとっては、世界中で喜びの声が上がっているのかもしれませんが、一般のペット業者である私が今回のニュースを見た時に最初に心に引っかかった部分は、「病気のマーモセットを作成した」という点です。とても複雑な心境になりますよね。

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