2016/11/12

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アホウドリ:その名の由来を忘れずに…

アホウドリ、名前の由来について

アホウドリ、名前の由来について

ほんの少し昔、人が多くのものを自然から得られていた、まだまだそんな時代。

自然の作り出す産物は、人間社会の中でその形を様々に変えながら、人間に多くの恩恵を与え続けていました。特に、石油や石炭といった掘り起こした分だけ減っていくような化石燃料とは違って、自然界の生き物は自然発生的に永久に生み出されてくるような、そんな錯覚に人々は陥っていた時代でした。そんな人たちは、今では有限とされる自然資源も取り放題、お金になるとなれば、きっとほかの土地にもたくさんいるはずだと思って目の前の生き物がいなくなるまで猟(漁)をし続けるのでした。

そんな人たちは、ある南の島で簡単に捕まえることのできる鳥を発見しました。その鳥たちは群れを成しており、人から逃げることもせず、空へ飛び立つ際も、動きの鈍いことといったらありません。さらになんと、その鳥の羽は高く売れるので、人々は次々にやってきて鳥を捕まえ続けるのでした。

人々はあまりに簡単に捕まり、死にゆくその警戒心のない鳥たちを見て「アホウ」な鳥=アホウドリ(阿呆鳥)と名付けたそうです。ちなみに英名はアルバトロス。空を飛ぶ能力は非常に高く、とても遠い距離を移動することのできる渡り鳥のため、アルバトロスという名はゴルフ用語をはじめ、多くの航空機に使用されています。さらに最大の海鳥であることから、海に浮かぶ艦船などにもその名は使われています。

和名だけが残念な気がしてしまいます。(次回に続きます。)

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