2016/11/12

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アホウドリ:絶滅寸前。お金を儲けたのは日本人。

アホウドリについて

アホウドリについて

8月2日放送のNHK番組「小笠原でよみがえれ!アホウドリ」より

皆さま、アホウドリという鳥の名前は聞いたことがあると思います。日本国の天然記念物。1メートルに達するほどの大きな体と、2メートルを超える雄大な翼を持つ海鳥。夏は北アメリカのアラスカやロシア近海の島々に、そして冬は日本近海の島々にも何百万羽と繁殖のため群れをなして南下する渡り鳥で、1949年には一度は絶滅したと言われていました。

もし本当に1949年の当時に絶滅していたならば…この時代、異常と言えるほどの天変地異もなく(逆に現在のほうが、異常気象続きですよね。)、間違いなくそこには人間が関わっていたことは確かです。しかし実際のところ絶滅はしておらず、個体数が激減するのです。その理由はいったい何だったのでしょうか?

「私たちと同じ日本人による乱獲」
アホウドリなどの水鳥の羽毛は高品質な羽毛布団の原料となり、特にアホウドリの白く美しい羽毛は高価で取引されました。そこでアホウドリが特に繁殖地として大量に生息していた小笠原諸島の無人島であった鳥島へと日本人が渡り、そこに移住までしてアホウドリを徹底的に乱獲しまくったのです。それは完全な輸出事業となります。アホウドリは毎日殺され羽毛が輸出され続けるのです。無人島だった島は、なんと学校まででき多くの日本人がアホウドリで生計を立て暮らすようになりました。

裏を返せば、それほど無数のアホウドリたちが平和に暮らし、繁殖し南の島で静かに繁栄していたということなんです。今では個体数はたった数百羽や数千羽とも言われています。日本人がお金のために乱獲しまくり、個体数が少なくなれば日本の天然記念物?あまりにも悲しいですね。(次回に続きます。)

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