2016/11/02

スタッフBlog 人の話し

音① 音が刷り込まれる時

鉦の音について

鉦の音について

そろそろ、鉦(かね)の音が、恋しい季節になって来ました…

私の住む町には、夏にだんじり(地車)が出るのですが、試験引きといわれるテストが行われたり、提灯があちこちに飾りづけられたりと、町内の人たちが私たちの気づかないうちに、町全体をだんじり仕様に仕立て上げていき、それに伴って住民の心もだんじり色に色づき始めていくのです。

そんな中、先日の休日に町内のだんじりがお披露目されていましたので行って見たところ、すかさず鼓膜が破れんばかりの鉦(かね)の音が鼓膜に突き刺さってきました。さらに体が浮き上がるような小太鼓とともに、ほんとうに心臓が前後左右に揺さぶられているのではないかと感じるほどの重低音が大太鼓から響き渡っていました。それらが一体となっただんじりの囃子(はやし)は、その後もあちこちで打ち鳴らされていました。

ふと気づくと、その真横を赤ん坊を抱きかかえた若いお母さんが幾人も通りかかっていきます。さらにある家族は、だんじりの前で立ち止まり、少し興奮気味の顔をした若いお父さんに写真を撮ってもらっていました。

みなさん、気づかれましたか?こんな強烈な音の中で、生まれたての赤ちゃんが平気で、それも幸せそうな顔をしてじっと写真に撮られているのです。

音の社会科

この強烈で、血管の中まで震えさせるほどの音が、大人になったときには、きっと魂を揺さぶる、楽しい、そして故郷への気持ちを呼び覚ましてくれるような音に変わっているのでしょうね。さて、犬を飼い始めたあなた。犬達がこれから聞く初めての音が、楽しい音になるように、いろいろ工夫をしながら聞かせてあげましょうね!

-スタッフBlog, 人の話し

この記事をシェアする!