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絶滅① ディンゴの歴史と闇

ディンゴについて

ディンゴについて

こんにちは。 寒さが本格化してまいりました。今頃南半球は徐々に暑くなってきているのでしょうね?ところで、オーストラリアのみに棲息する哺乳動物が先日絶滅したというニュースを見ましたのので、絶滅に関する話題を続けて書かせていただきたいと思っています。

私たち、特に犬に関わる仕事をしているペット業者からすれば、オーストラリアと言えば、「ディンゴ」と呼ばれるあまりにも有名な犬を思いだします。ディンゴは東南アジア方面よりオーストラリアに持ち込まれた犬で、原住民であるアボリジナル(アボリジニ)が持ち込んだとも言われ(まだ定かではないようですが)人と暮らす家畜の犬としては祖先種に近いと言われている歴史ある犬です。

そのため、日本でもお店の名前やその他のペット関連業者の屋号など、様々なところでこの名前を見かけることがあります。やはり私たちのような犬関係のペット業者にとっては、祖先や原種に近いタイプの犬の呼称というのは、とても魅力があり聞こえの良い言葉なんです。

その一方で実は、少し耳障りに感じる人たちもひょっとすればいるかもしれません。ディンゴは、もともとオーストラリアにはいない哺乳動物でした。何千年前か何万年前かは定かではありませんが、ディンゴはオーストラリアにつれて来られた後、野生化し、希少なオーストラリア特有の動物を絶滅に追いやっています。そして今もなお家畜や人を襲うこともあるようなのです。

私はペット業界の人間ですので、実は良いイメージをずっともっていた人間の一人なのですが、人に関わりの深い犬達も、例えそれが歴史ある犬だったとしても、野犬化・野生化してしまった場合には、時代に関係なく外来種という在来種を脅かす存在になってしまうんだなあということに、とても考えさせられてしまいます。

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