2016/10/30

スタッフBlog 人の話し

迷宮の海中生物ラビリンチュラ

脂肪酸について

脂肪酸について

こんにちは。

前回に引き続き、今日も脂肪酸のことをお伝えしたいと思います。まず食物を食べるということは、よく「命をいただく」と言われるように、植物や動物そのものをいただくということですよね。

人は食物連鎖(フードチェーン)の関係の中でも最上位に位置するため、植物も動物も関係なく食事を選ぶことができますが、人以外の自然に生きる生物は一部を除き、みんな食物連鎖の中で食べ、そして、食べられていることになります。

それに伴い栄養素も、食べられるものから食べるものへと移動しています。(その代わり、化学物質などの悪いものも移ってしまうときがありますが…)その説明上、得に分かりやすいのが、魚介類に多く含まれているEPAやDHAなどの脂肪酸なんです。

この必須脂肪酸なんですが、陸上の生き物にはこれほど多価不飽和脂肪酸を豊富に含んでいるものは少なく、一部の植物に多く含まれているのみです。なぜ魚の脂肪には、不飽和脂肪酸がこれほど多く含まれているのでしょうか?実は魚自身は、この脂肪酸を体内で作り出すことはでないのですが…。それこそが食物連鎖によるものなんです。

ここで、魚(=食べる側)から、魚のエサ(=食べられる側)へと食物連鎖を流れを逆に進んでみましょう。

大型魚→小型魚→小魚→動物性プランクトン→植物性プランクトン→そして・・・→ラビリンチュラ(原虫)

この海中にいる微生物ラビリンチュラが、魚の脂肪酸の根源と言われています。ラビリンチュラは効率的に多価不飽和脂肪酸を体内に作り出せる微生物なんです。

皆さん、今まで迷宮(ラビリンス)入りしていたこの微生物が、今後様々な医療やエネルギー源として活躍するかもしれませんよ!ご注目を!

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