2016/10/28

スタッフBlog 人の話し

面白いほどよくわかる 毒と薬

毒と薬について

毒と薬について

本書は「毒」そして「薬」についてのことを、歴史、目的、メカニズム、未来という様々な角度から解説してくれており、毒や薬の本質を伝えてくれる良書です。

毒とは?薬とは?という疑問についての回答は一通りではないことが人類が毒や薬と関わってきた歴史から学ぶことができます。アヘンなどは、ある時は薬であったはずのものが麻薬になり、そして薬にもなりました。人類は様々な毒や麻薬を次の世代に伝承することで、より安全な利用を身につけ、薬にも変えてきたのだとも言えます。

また人類の「知の欲望」は、古くからの様々な医術や薬術を医学や学問に発展させ、それらが時の権威につながり、さらに現代の医学や薬学につながってきました。今、私達に享受されている医学も薬学も、当時から累々と受け継がれてきたものが基礎となっています。

読み進めるうちに興味ある点の一つとして、人類と毒もしくは薬との長い関わりの中では、時代がほんの少し違っていれば、私達の学んできたいくつかの史実も変わったかもしれないという一編があったことです。それほど、人は誰しも毒と薬に接しながら様々な時代に生きてきたことがわかります。

現代は、化学物質に満ち、麻薬も蔓延しています。
このような時代、毒を以て毒を制すためにも、このような良書はオススメです。

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