2016/10/26

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パンダとイヌイット

パンダと微生物について

パンダと微生物について

最近少し気になってきたのが竹やぶです。管理する人がいなくなった竹やぶは、どんどんと地下茎を伸ばして広がり、雑木林を枯らしていくそうです。日本にもしパンダが生息していれば、少しはましになっていたのでしょうか?

パンダといえば体は肉食動物のものなのに、なぜ竹や笹ばかり食べて生きていけるのでしょうか?普通は考えられないことです。彼らは竹や笹の生息する限られた環境で、それらを食料とすることで生き延びてきた生き物ですが、本来肉食動物が竹や笹をどれほど多く食べても、あの大きな体を維持するだけの全ての栄養を得ることはできないと思うのですが…

その謎を解く鍵はどうやら微生物のようです。植物のセルロースを分解できる菌を体内に取り込むことで、竹や笹の栄養を十分に得ることができているのではと言われています。もしかすると微生物自体も栄養として取り込んでいるのかもしれません。

同じく、ごく限られた厳しい環境で生きる代表的な人たちがいます。エスキモーと呼ばれるシベリアやカナダ北部などで生活する先住民族イヌイットです。彼らの場合は、植物がほとんど育たないような厳しい極寒の環境下で魚や海獣、海鳥などを主食としています。このような限られた食生活にも関わらず、健康な体と生活を維持し続けることができたのは、生肉を食べる習慣やキビヤックという発酵(保存)食品を作って食べる習慣があったことがとても大きな要因とも言われています。

ここにも、微生物が登場します。

パンダもイヌイットの人たちも、微生物がいなければどうなっていたのでしょうか?

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