2016/10/26

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黄金の犬たち

「黄金の犬たち」について

「黄金の犬たち」について

ペット業界において、ペット業者が知っておくべき重要な歴史の一部がここにあります。

よくも悪くも、ペット業界のその後に大きな影響をもたらした大事件でした。
当時、日本では珍しい外国犬を輸入し、その犬たちを利殖の対象とするビジネスを立ち上げたのは「東京畜犬」という会社でした。遅れたペット業界に新風を巻き起こし、急速に大きくなりすぎたビジネスは破綻に向かっていきます…

ほんとうにたまたまですが、無茶なビジネスを繰り広げ、多くの被害者を出し始めたころの「東京畜犬」を最終的に追い詰めた当時の獣医師のうちの一人の先生から、この話を直接聞かせていただいたことがあります。
まさにそのときの話は、マスコミ・警察を巻き込んだ、犬の生命を守るための正義の「戦い」という印象でした。

本書では、そのような獣医師の先生から聞いた話だけではなく、投資目的で大金を投じて犬を飼育していた飼い主たちや、「東京畜犬」の社員、敵対する団体などから伝わってくる怒りや不安がそのまま映し出されています。そのためか、当時の業界全体の高揚感や興奮し混乱した空気感までもが、40年以上経った今でも十分に味わえた気がしました。

ペット業者の一人として本書を読み終えましたが、残念ながら業界は現在もあまり変わりなく、当時の状況を未だに引きずっているのではないかと感じています…

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